「東アジア文化都市2016奈良市」
開幕芸術作品
東大寺 蔡國強”船をつくる”プロジェクトに株式会社カルスが参加協力することに。
この船は約1000年前、中国の宋時代に東アジアの海をを渡っていた”ジャンク”と呼ばれていた船。
物品とともに東アジアの文化をも伝えていたのでした。
奈良市鼓阪幼稚園(休園中)が造船所に。集ったのは8人の来日船大工。
現代に宋時代の造船方を再現しながらも着々と行程が進む。
再現された船は、長さ12m、巾3.3m、高さ3m、重さ約5tはあろうかと・・・
今回のカルス特製移動式船台は奇想天外なアイデア、車輪にキャスターを!!
しずしずと夜行。
難破せず鏡池サイドまで。
夜が明けると1日で舞台の設置も完了し、いよいよ3月26日開幕〜公開。
”船をつくる”スタートです。
来日船大工の施工までが一つのアート作品になります。
そして進水式。
日通の50tラフターに吊り上げられて、無事に着水。
手で押しながら定位置へ。
この場所で12月20日まで停泊し、期間中は注目の的となり、来場されたみなさんが撮影されていかれました。
さていよいよ出航、次なる停泊地へ。
行く前に鴻池陸上競技場・多目的広場橫に一時寄港し、3月までしばし休憩。
ここで身軽にし、どこででも再度組立できる様にしておき、今後世界中で展示する計画との事です。
発展は続きますね。
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